1815年6月9日に、ワルシャワ公国（1807年7月9日〜1815年6月9日）の領地の大部分をポーランド立憲王国としてロシア皇帝が王を兼ね、領地の西部をポズナン大公国としてプロイセン王が大公を兼ね、南部の小さな領地をクラクフ共和国としてロシア・プロシア・オーストリア共同の保護国とした（ウィーン議定書）。
ワルシャワ公国は領土をすべて失って消滅した（第四次ポーランド分割）。
ポーランドという国は、フランス革命の間にロシア・プロシア・オーストリアによって分割・滅亡させられ、フランスによって衛星国ワルシャワ公国として復活され、イギリス・ロシア・プロシア・オーストリアが主導するウィーン会議でふたたび分割・消滅させられたのだ。ポーランド人にはあまりに酷な仕打ちである。
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