1807年からフランスと同盟していたデンマーク=ノルウェーに対し、1813年12月にスウェーデン軍がユトレヒト半島のホルシュタインに侵攻した。
1814年1月14日にスウェーデンの勝利で講和し、デンマーク=ノルウェーはノルウェーを割譲した(キール条約)。ただし、ノルウェー領であったアイスランド、グリーンランド、フェロー諸島はデンマークの領土として残された。またスウェーデンは交換に、スウェーデン領ポメラニアをデンマーク=ノルウェーに割譲することを約した。
しかし、ウィーン議定書(1815年6月9日)によりスウェーデン領ポメラニアはプロシアが獲得することとなってしまった。

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