1815年6月9日にロシア皇帝が大公を兼ねるフィンランド大公国は承認された(ウィーン議定書)。スウェーデンもナポレオン戦争(NBW、1799年11月9日〜1815年11月20日)の戦勝国ではあったが、ロシアからフィンランドは返還されなかった。
1809年9月17日に、フレデリクスハムンの和約(第二次ロシア・スウェーデン戦争(1808年2月〜1809年9月17日)の講和条約)によりフィンランド大公国(1809年9月17日〜1917年12月6日ロシアから独立)は成立していた。フィンランドは、ロシアの保護国としてではあったが、初めて国家の形を成してウィーン体制を迎えることになった。

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