英露協商(1907年8月31日)により、イギリスとロシアは、ペルシア(イラン)、アフガニスタン、チベットにおける互いの勢力圏を確認した。英露対立ではじまった英露グレートゲーム(GreatGame、1828年2月21日〜1907年8月31日)は、これにより終結した。
ペルシア(イラン):ガージャール朝(1779年〜1925年12月15日)の独立を認めつつ、北部をロシアの、南部をイギリスの勢力圏として、その間を緩衝地帯とする
アフガニスタン:バーラクザイ朝(1826年〜1973年7月17日)をイギリスの勢力圏とする
チベット:介入せず緩衝地帯とする

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