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地政学の前提
国民国家の夜明け
7つの世界大戦
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岡田氏によると、「1789年、アメリカ合衆国が成立し、その初代大統領ジョージ・ワシントンが就任した。同年にフランス革命が起こって、1799年にナポレオン・ボナパルトが第一統領になり、1804年、皇帝にのぼり つめた。これが世界史上、現代史のはじまりだ」ということになる。
高橋氏によると、地政学とは「地理の政治学」であり、要するに「地理的な条件が一国の政治や軍事、経済に与える影響を考えること」である。そして、地理的な条件とは、「領土やその周辺地域のこと」であり、領土といえば「国同士が争い奪い合ってきたもの」である。だから、地政学とは戦争の歴史を学ぶことである。
戦争とは、国と国が領土を争い奪い合うことである。だから、国が戦争の主体であることは間違いない。しかし、国民国家という形態の国が誕生したのは現代世界史においてであった。むしろ、国民国家が誕生したがゆえに現代世界史がはじまったと言うべきである。