デンマーク王国は、唯一のフランス同盟国として敗戦国としてウィーン体制を迎えた。
ナポレオン戦争(1799年11月9日〜1815年11月20日)中にイギリスとスウェーデンに攻撃され、スウェーデンにノルウェーを奪われ、代わりに得るはずだったスウェーデン領ポメラニアをプロシアに横取りされた。残された領土はユトレヒト半島とシェラン島のみとなってしまった。
フランスに敗戦することで『国民国家は戦争に強い』ことを直接的に刻みつけられたというより、仏英露主導で行われた国民国家のサバイバル・ゲームに巻き込まれ、敗戦したものの致命傷は負わずに生き残ったという感じである。

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